兵庫県は、北の端。
日本海の波に洗われる漁師町、香住(かすみ)。
前浜からは、今日も豊漁のしらせが港に鳴り響きます。
旬は季節のものでなく、日々変わるもの。
今日の旬に感謝して、「干市」の味を作っています。
干市のある香住は、兵庫県北部但馬地方に位置し、
冬は、味覚の王様「松葉がに」の水揚げで知られる漁師町として有名です。
毎年、自慢の松葉がに料理を食べに、
関西を中心に全国から多くのお客様が訪れます。
干市は、旅館「さだ助」の手作り工房として
平成18年11月1日に開店しました。
宿泊されるお客様にお出しする朝食用の干物などを、
自家製でご用意いたしております。
どれだけ素晴らしい素材でも、
それだけで本当に美味しいとは言えません。
お客様との出逢いを大切に、一手間も二手間もかけ
日々、心を込めてつくった「こだわり」を
召し上がって頂きたいと私たちは考えています。
そんな思いが、干市の商品には込められております。
素材本来の持ち味を生かす技が、
最上の旨味を引き出します。
長年の経験による厳しい目利きで、
素材の旬と鮮度を逃しません。
天日干しにこだわった昔ながらの製法。
旨さに手間を惜しみません。